Mac OSのコマンドラインから標準ユーザーアカウントを管理者アカウントに変換
目次:
Mac システム管理者は、既存の通常のユーザー アカウントを Mac の管理者アカウントに変換する必要がある場合があります。ほとんどの Mac ユーザーは、[ユーザーとグループ] 設定パネルを使用してアカウント ステータスを管理者に変換するのが最適ですが、上級ユーザーは、ディレクトリ サービス コマンド ライン ユーティリティ dscl を使用して、ターミナルから同じ機能を実行できます。
この変更は、管理者または標準のユーザー アカウントが sudo 機能にアクセスしたり、ルート アカウントを使用したりする機能に影響を与えません。 Mac OS X.
Mac OS X のコマンドラインでユーザーを管理者に変更する方法
管理者アカウントに切り替えるには、通常のユーザー アカウントの短いユーザー名が必要です。残りはコマンド ラインで処理されます。ターゲット アカウントの短いユーザー名がわからない場合は、これを使用して Mac 上のアカウントを一覧表示するか、/Users/ ディレクトリを調べてください。
ユーザー名を取得したら、ターミナルを起動し、次のコマンドを使用してアカウントを管理者に変更します:
dscl . -append /groups/admin GroupMembership ユーザー名
たとえば、短いユーザー名「paul」の場合、構文は次のようになります:
dscl . -append /groups/admin GroupMembership paul
適切なコマンドを実行すると、対象のユーザー アカウントに管理者権限と、管理者アカウントに付随するすべてのアクセス権限が付与されます。
これは、ssh を使用したリモート管理や自動化されたセットアップの状況で特に役立ちますが、シングル ユーザー モードやリカバリ モードからの起動時に、ユーザー アカウントを管理者権限に切り替えることができるという点でも便利です。 .
変更を確認し、Mac OS X ですべての管理者アカウントのリストを表示する
同じグループの dscl で -read フラグを使用して、ユーザー アカウントが管理者グループに変換されたことを確認できます:
dscl . -read /groups/admin GroupMembership
これは次のように出力されます:
「osxdaily paul adminaccount」など、管理者グループに属するアカウントによって異なります。リストには管理者アカウントのみが含まれますが、他のコマンドでは Mac 上のすべてのユーザー アカウントがリストされます。