Mac OS X で root ユーザー アカウントを有効にする方法
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root ユーザーは、システム管理、監視、および詳細なトラブルシューティングを目的とした、システム全体にわたる高レベルのアクセス権限を持つ特別なユーザー アカウントです。デフォルトでは、セキュリティ上の理由から Mac OS X では root ユーザーが無効になっていますが、スーパーユーザーを有効にする必要がある場合は、このガイドで OS X Yosemite (10.10.X) OS X Lion (10.7)、OS X での方法を説明します。 Mountain Lion (10.8+)、および OS X Mavericks (10.9+)。 root を有効にする特別な必要がない場合は、無効のままにしておく必要があります。これは上級ユーザー専用です。
OS X で root ユーザーを有効にする
このプロセスでは、root アカウントのパスワードも設定します。
- Mac OS X デスクトップから、Command+Shift+G を押して [フォルダへ移動] を表示し、次のパスを入力します:
- CoreServicesフォルダ内で、「Directory Utility」を見つけて起動します
- 南京錠アイコンをクリックし、管理者パスワードを入力して「Directory Utility」のロックを解除します
- 「編集」メニューをプルダウンし、「ルートユーザーを有効にする」を選択します
- パスワードを入力して確認し、root ユーザーのパスワードを設定してアカウントを有効にします
/システム/ライブラリ/CoreServices/
rootアカウントには必ず強力なパスワードを設定してください。パスワードを選ぶのが苦手な場合や、ランダム性によるセキュリティ上の利点が必要な場合は、コマンド ラインからランダムにパスワードを生成してください。
root が有効になったので、アカウントは自由に使用できます。ユーザーとグループの環境設定ペインには表示されません。
root アカウントは、システム上のすべてのファイルにアクセスし、読み取り、書き込みを行うことができます。ファイルが他の誰かのものであっても同様です。さらに、root はシステム ファイルを削除または置換することもできます。そのため、アカウントを目的もなく有効にしたままにしたり、アカウントで脆弱なパスワードを使用したりすると、セキュリティ上のリスクが生じる可能性があります。
ディレクトリ ユーティリティ コントロール パネルを使用して、[編集] メニューからルート パスワードの設定を変更することもできます。または、iOS デバイスでルート パスワードを変更するのと同様に、sudo passwd を使用してコマンド ラインから行うこともできます。 .